April 30, 2011

ひよこたち

大きくなったら食用とされるひよこ達。

こんな風にして売られていきます。。。

April 28, 2011

予防啓発@Mpusu

ここは、ムンブワから悪路を2時間ほど走った場所で、隣の郡との境界にも近いMpusuという場所。

ここのカウンセラー達から、「この辺りはトレーダーなど他の地域からやって来る人が多くて、
人々が交わる地域だから、HIV感染のリスクの高い地域だ。」と聞いたので、人が良く集まってるバー近くで、簡単な予防啓発ミーティングをやってみた。
すると、最初は数人の人に話をしていたのが、どこからともなく男性ばかりがワラワラと集まってきた。

酔っ払いも多かったけど、HIVの感染経路、どうやって予防できるか、STIsの話などをやってるとみんな意外と興味津津で。。。
トレーダーの人たちは隣国コンゴから来ているらしく、英語が通じにくい状況ではあったけど、きちんと話を聞いてくれました。
コンドームの話になると、やっぱりみんな否定的な意見が多いけど、「一時の快楽と今後の健康とどっちが大事か?」と聞くと、みんな「健康」と答えるわけで。。。

ある程度知識としてはわかってるんだけど、行動に移すまでにはなかなか持っていけないのが、もどかしいところです。

April 10, 2011

ムンブワの教会



私の同僚は実は、Pastorなのです。
その彼から、教会に誘われたので、どんなところか興味もあって行ってみました。

教会は、コンクリート打ちっぱなしの簡素な建物だけど、なかにはシンセサイザー、小さいドラム、大きなスピーカーが2台あって、ジェネレーターから電源が取られて、大音量で音楽が流れていました。

まあ内容は、どこ教会もあまり変わらないようで、聖書の朗読&解説、歌、踊り、そして寄付の時間。(参加者が一人ずつ籠に寄付金を入れていきます。)
そして最後に問題がある人は、Pastor直々に一人ひとりお祈りをしていきます。

ただ、この時間がちょっと怖くて。。。
なんだがキリスト教の静かな祈りというものでなくて、パスターが相手の両こめかみあたりに手を置いて、
まるで呪文でも唱えるようにかなり力の入った感じで行っていきます。
かなりの力の入りようで、かなり離れたところからでも、額の血管が浮いているのがわかるくらい。

っで、そのあと一人の女の人が、すこし錯乱状態見たいになってみんなに取り抑えられてました。
何があったのかと聞くと、「Demon(悪魔)が降りてきたんだ」と。。。
え~っっっっっ。。。???

今までも日本や他の国でもミサに参加したことはあるけど、こんなに激しいのは初めてだし、悪魔が降りてくるなんで聞いたことがない。。。

アフリカは、もともと魔術師などが信じられているところなので、教会のお祈りも独特の方向になっていくのだろうか?

お祈りが終わった後は、参加者全員が外で輪になって、一人ずつ握手をしていきます。なんだかんだで100人近くはいたので、全員と握手をするだけでも時間がかかってしまった。。。
なんだかんだ、あっという間に2時間が経ってました。

参加した感想は、、、
やっぱりザンビア人は根っから歌と踊りが好きで、明るいなぁということ。
(歌の途中で、必ずたれかが真ん中にでて踊り始める。)
そして、教育の場が限ら得ているので、教会という場所がいろんな意味での教育や学問の場になってるんだということ。
(実際、ほとんど人は聖書などから英語を勉強している。)

ザンビア人にとっては教会に行かないという選択肢はなく、熱心に通っている人ほど、やはり知識レベルが高いように感じる。
ザンビア人の根本ともいえる教会に参加できて、いい経験になりました。
他の教会もめぐってみてもいいかな?

※ちなみに、悪魔にとりつかれた彼女ですが、その後、3人がかりのお祈りで無事回復したそうです。
 ホントかなぁ~??????????


※教会でのダンス(みんななぜかノリノリです。神聖さ、厳粛さゼロ。。。)

April 7, 2011

インフルエンザ

朝、オフィスに行くと、なんだかいつもより少し騒がしいような感じが。。。

カウンターパートが他の人と話している会話の中で、、ハイスクールがどうこうとか、100人以上とかいう言葉が聞こえてきたので、何があったのか聞いてみると、なんとムンブワの高校で豚インフルエンザ患者が出て、100人以上の大流行になっているそう。

っで、オフィスから何人かが状況確認の対策に行っているらしい。

いろいろ心配もあるし、情報収集もしたいので、カウンターパートに、豚インフルエンザ大流行をどういう止めるのかきいても、なんだかはっきりした反応が返ってこない。

どんな治療をするのかとか、かかってない子供たちはどうするのかとか聞いても、
たぶんワクチンを打つとか、かかってる人にはカナマイシン(抗生物質)を飲ませるとka。

いろんなことが疑問に?????

今からワクチン打っても抗体ができるまで、時間がかかるから、その間にも生徒の間で拡がるじゃないのとか。
抗生物質はワクチンには効かないじゃないのとか。

っで、治療薬(タミフル)はあるのか聞いてみたけど、「なんだそれは?」っといったような反応だった。

つまり、インフルエンザのことについては、ほとんど何も知らないということみたい。
一応、彼は健康教育担当者で、いろいろな疾病のついての予防啓発をするのが仕事です。
ここのオフィスにはH1N1インフルエンザのポスターやパンフレットがたくさんあって、オフィスの壁にも貼ってあるくらいなのに、あまりにもインフルエンザに対する知識があいまいでビックリしました。ちょっとは勉強してほしいです。

結局、対策を行った公衆衛生担当の人に状況を聞いたら、タミフルはないけど、感染者の状況を確認して、
予防対策を指導してきたからこれ以上は感染拡大はしないだろうとのこと。
日本のように、密集度の高い室内というのが少ないので、飛沫感染は拡がりにくいというのもあるのかな?

まあ、状況が落ち着いたのならよかった。

街を歩く子供たちの、鼻水をずるずるさせてたり、咳をしている割合がいつもより高い感じがして、ちょっと心配だけど。
っていうより、そもそもインフルエンザかどうかも疑問?
(検査キット、そういえば、見たことない。。。)