September 24, 2011

大統領選挙結果!

真夜中に、外の騒がしさで目が覚めました。

夜中の1時~2時頃に、クラクションの鳴らしながら、たくさんの車が走ってます。
そう、12時過ぎに大統領選の結果が発票されたのです。

結果は、、、
野党のPFの勝利。

つまり、政権交代です!!!

ムンブワでも、朝から一日中、PF支持者によるパレードのようなものが行われてました。
彼らはかなり興奮していて、多少危機感を感じましたが、やはり田舎街なので、特に何も起こらず。。。

お昼には、前バンダ大統領より、選挙結果を受け入れるようにという演説があり、政権交代に対する混乱はあまりないようですが、このまま平和に過ぎて行ってほしいものです。

September 20, 2011

大統領選挙

今日は、ザンビアの大統領選挙の日です。

ザンビアの主な政党は、
与党のMMD、野党のPF、UPNDなどです。

アフリカでの選挙というと、大混乱をイメージされがちですが、ザンビアでは、前回の選挙の時もほとんど混乱がなかったそうだし、特に任地ではかなり静かです。

私の同僚たちも、「どこの政党になっての受け入れるだけ」と、穏やかな感じです。
まあ、どの政党になってもあまり変わらないだろうと考えている人も多いようですが。。。

結果は投票後2~3日後。
とにかく、平和に終わってほしいものです。。。

August 15, 2011

ザンビアの医療事情

ここのところ、なんだか胃の調子が悪いなぁと思っていたら、食道炎になってしまいました。
とくに暴飲暴食をした記憶はないんだけどねぇ。。。

おそらく、「逆流性食道炎」

食道炎の患者さんにはたくさん会ってきましたが、この不快さを軽く見過ぎていました。
痛みはあるし、食事は満足に取れないし、水分をとるにも不快感が。。。
今までの患者さんに申し訳ないと思うくらい。
実際になってみないと辛さってわからないものですね。

日本から、H2ブロッカーやPPIなど胃炎や食道炎に使われる薬を持ってきていましたが、それも底をつき、とうとうザンビアの病院のお世話になることに。

ザンビアでは、胃カメラなどは出来ないらしく、投薬で経過を見つつ、診断していく形です。
やはり先生の診断も、「逆流性食道炎」
飲んでいた薬も適切だったとのお言葉を頂きました。。。

結局、新たに同じ系統の薬の服薬を続けるのがいいとのことで。。。

処方されたものは、、、

Esomeprazole(PPI)と制酸剤でした。

Esomeprazoleは日本ではまだ治験段階にあるとか?
日本で使えないものは、ザンビアで使えるとは、ビックリですね。
この薬はよく効いた。。。
早く日本でも使えるようになるといいですね。

August 7, 2011

日本の番組

ザンビア人の友達の家に遊びに行った時のこと。。。

「日本のテレビやってるよっ」というので、見てみると。。。



「サスケ」がやってました。
水野裕子やら池谷が出てます。
こんなところで、日本のこんな番組が見れるなんて。。。
不思議な感覚。

ザンビアではDSTVという衛生TVを契約すると、いろんな海外の番組、映画、ドラマを見れたりもします。
日本や韓国の番組なども。。。

ちなみに、お酒や夕飯も一緒に頂いてきちゃいました



アマルーラというお酒。
アマルーラというフルーツから作られたお酒で、甘くてとっても美味しい。
カルーアミルクみたいな感じ。
友達曰く、スコッチかグラッパ+アマルーラのロックがオススメだそうです。




ご飯は、チキンの煮込み、コールスローサラダ、スイートポテトのピーナッツバター和え、ご飯。
どれもとっても美味くて大満足。。。
(カロリーも相当だけど。。。)

そして、彼女たちへのお土産として、
かっぱえびせん、ワサビ味の柿ピーを試してもらいました。

こっちではピーナッツを食べる習慣があるし、チリも好きな人が多いので、柿ピーは喜んで食べてました。
かっぱえびせんは、、、
シーフードがない国なので、エビのお菓子という感覚わからないらしく、なんでも喜ぶザンビア人もさすがに警戒してました。

一応、食の国際交流ですか???

※私のザンビア食のオススメは、ピーナツバター。
こっちのピーナツバターは、ピーナツの皮をむくところからすべて手作り。
かなりまったりしてる感じではありますが、甘くなくて、とっても美味しいのです。。。

August 6, 2011

ムンブワでインド料理

今、同じ敷地内に、インド人のグループが滞在しています。
彼らは、銅山の探索に来ているらしい。

よく顔を合わせるうちに仲良くなり、インド料理を頂いてきました。

彼らは、シマはまったく食べず、毎日インド料理を作ってます。
スパイスもザンビアで手に入らないものは、インドから持ってきてるというこだわりようです。
(スパイスだけでなくフライパンまでも。。。)

今日の朝ごはんは、「Dosa」という米粉をつかったクレープのようなもの+カレーです。
このDosaは彼らの出身地である南部インドの料理らしい。
たしか、「ハイデラバード」出身だっかたな?

とにかく、これがとっても美味しくて。。。
インド料理最高!!!

食の満足度は生活していく上で、かなり重要です。
なんたって、ムンブワはシマ以外に、食の選択肢がないのですから。。。

インド隊員、羨ましい。。。


※Dosaを焼いているところ

August 5, 2011

ブレストフィーディングイベント

母乳保育促進のイベントが、Lungobeという地域で開かれました。

しかし、このイベント自体、少し疑問が。
なぜ、「母乳促進」の啓発が必要なのかと。。。

ザンビア、特に任地のムンブワでは、母乳保育をしていない人なんてほとんど見ない。
そもそも、粉ミルクを買う余裕がある人なんてほとんどいないし、HIVに感染している母親にも6か月までは母乳保育をするようアドバイスしています。
逆に、ある程度子供が大きくなっても母乳を与えて続けている人も多いくらいなのです。


なので、イベントの主催NGOの担当者に、なぜこのイベントが必要なのかを聞いてみた。

すると彼女は、、、
ザンビアでは、知識不足の母親が多いからとのこと。

生後すぐの時からお水やジュースを与えたり、シマなど普通の食事を与えようとする母親がいるそうです。
それは、産前・産後検診で教育できるはずなのですが、やはりこういったイベントでの啓発も必要なのだそうです。

まあ、それにしても、参加者は学校も生徒ばかり。
それもG6以下の低学年の生徒たちが。
対象者は一体、誰ですか???

いろいろ実施、予算の使い方に疑問の残るイベントでした。
まあ、オーガナイズしたサポートグループの人たちは頑張ってましたが。
(普段仲良くしてもらっている人達なので、ひいき目で拍手を送りたいです。)


※マザーサポートグループのダンス


※一緒に参加したユースグループのドラマ
その場で急遽作った即興ドラマですが、彼女たちの演技のうまさにビックリです。

July 25, 2011

ザンビア歯科事情

ある日突然、歯のインレーが取れてしました(汗)
それも、おかゆを食べているときに。
かなり弱っていたのでしょうか?

途上国で歯科治療というと、かなり低レベルのイメージがあるので、
虫歯には十分注意していたのだけど、インレー脱落は防ぎようがなかった。。。

ムンブワ郡病院に歯科があるけど、レベルにはかなり不安があります(怖)
なんせ、「何人治療したか」=「歯を何本抜いたか」なのですから。

同僚たちも、歯の治療が必要というと、「じゃあ抜かなきゃね」っという具合で。。。
そもそも治療という概念がないようで、保健局スタッフでもこうなのだからビックリです。

しかし、そのままにしておくわけにはいかないので、
少し不安な気持ちでルサカの歯科医院へ。。。
(もちろん、プライベートの歯科医院です。)

しかし、ここは、
ルサカの閑静な住宅街にあるお屋敷で。
先生も中国からの先生で、とっても親切。
(ザンビア人助手には、少しいらだっているようだったけど。)

診察室も、ちょっと昔の日本の歯医者といった雰囲気。
診察椅子も、自動でリクライニングでき、口をゆすぐところもあります。

治療も、ものの10分ほどで、あっという間に終わりました。
まあ、取れたインレーをまたくっつけてもらうだけだったんだけど。
もちろん、歯は抜かれてません。

ザンビアでも、思ったよりまともな?治療が受けれるみたいです。

July 20, 2011

日本からのお客様

前職で公私ともにお世話になっていたAさんが来ザンビアしてくれました~。
それも、ザンビア滞在4泊5日と超強行スケジュールで!
そして、ザンビアでも強行スケジュールで連れまわしちゃいました。

今回の旅程は、、、
ルサカ1泊、リビングストン3泊



1日目:ルサカ

MandaHillというルサカで一番大きなショッピングモールへ行ったり、ZamBeefやZambiaのビールを堪能してもらったり。。。


※隊員のドミトリーで


※たくさんの日本食を頂きました~。




2日目:リビングストンへ移動

移動はバスで7時間。一応、ビジネスクラスのちょっとリッチなバスで移動。
(お菓子、ジュース、新聞が配られるんですよ。)
夜は、「ルナレインボー」を観賞。。。
今回は、とってもきれいに虹が見えてました。
毎月見に来ているリビングストン隊員が今日はいつもよりスゴイっと言っていたくらい。
Aさん、ラッキーですよね~。


※長距離移動の後の一杯(隣国、コンゴビールです。)





3日目:チョベ国立公園へ日帰りサファリ(ボツワナ)

サファリ日帰りツアーに参加
チョベは動物、特にゾウやキリンがゴロゴロいるということで有名ですが、本当に凄かった。


※ボツワナのボーダー
 河の中間地点は、ザンビア&ジンバブエ&ボツワナ&ナミビアの国境 
 このボートで国境越え(川越え)


※キリンが近い。。。


※ゾウの川渡り


※ゾウもかなり近い


※ザンベジ河に落ちる夕日
 (高級ホテル・ロイヤルリビングストンより。。。)




4日目:ビクトリアの滝

ザンビア屈指の観光地・ビクトリアの滝へ
ここは、世界三大瀑布の一つですが、水量は世界一と言われています。


※ダブルの虹。とってもキレイ。。。


※滝の正面
 水しぶきがすごいので、防水カメラ&合羽、必須。


※ザンビアとジンバブエの国境の橋




5日目:リビングストン→帰国

最終日、最後のお土産買いに朝からタウンへ。。。
私の任地ではどこでも買えるザンビア産クッキーも、都市リビングストンではなかなか見つけられず、Aさんを連れてタウンをグルグルと。
ローカルマーケットも見せれたので、逆によかったかな?
観光地だけだと、ザンビアはとっても発展してるように見えるので。


※タウンのある通り


※CURIO Market
 民芸品を扱うお店が並んでます。


※マーケットの中の民芸品店の一つ
 どこも大体同じような品ぞろえ。だから売れないのよね~。



5日間のザンビア旅行はあっという間だったけど、楽しかった~。
私もとってもリフレッシュできました。
何より、ザンビアで再会できたことが嬉しい。

Aさん、ありがと~!!!

July 6, 2011

ムズング大集合!

Ursulaが明日Mumbwaを去ることになったので、Farewellを兼ねて、手巻きずしパーティーをしました。

最初は、Ursula、お隣のKim&Joy、ムンブワの同期Tちゃん、あとムンブワに活動視察に来ていた新隊員2人でこじんまりする予定が、、、Ursulaの仲良くしていたアメリカ人家族(大人2人&子供4人+来ザしていた旦那さんのお母さん)もぜひ参加したいということになり、急遽14人が集まることに。
この14人は、Mumbwaにいるムズング全員が集合したことになります。。。
(ムズング=白人のこと。日本人もムズングに含まれる。)

これだけの人数になると、手巻きずしだけでは足りないので、急遽、カレーや天ぷらを追加で作ることにして、こじんまり手巻きずしが日本食パーティーになってしまいました。
※お手伝いしてくれた、Tちゃん&新隊員の2人には感謝です。

特に、アメリカ人家族は、日本食を食べる機会もなかったらしく、とっても喜んでもらえてよかった~。そして、彼らとは今まであまりゆっくり話をしたこともなかったので、私にとっても良い機会で。
(お母さんだけは日本食に慣れていて、お箸も使えてた。。。スゴイ!!!)

ザンビア人の習慣に悩まされているのは、みんな一緒らしく、いろいろなザンビアネタで盛り上がってスッキリ~。そして、主役のUrsulaも楽しんでもらえたみたいでよかった。

今は、ザンビア人が嫌いではないモードだけど、Ursulaやアメリカ人家族といると心地よく感じるのはなぜ。。。文化の違いがあるのはザンビア人もアメリカ人も日本人も一緒だけど、同じ先進国であるアメリカ-日本間の方が違いが小さいということなのでしょうか?
それとも、たまにある不快感というのは、単にザンビア人の習慣というのではなくて、国の経済状態や発展の状況によるものなのかな?

改めて考えると、ちょっと混乱。。。

July 5, 2011

気軽にサファリ!

またまた、Kafue National Parkに行ってきました。今回で、5回目です。
Mumbwaからだど、交通の便の良いところだと、約1時間半ほど車を飛ばすと、とっても素敵なロッジへ到着できます。
っで、今回、リサーチのために再来MumbwaしていたUrsula、お隣の韓国人Kim&Joyと私の4人で、日帰りでサファリに行ってきました

モーニングゲームドライブに間に合わせるために、朝5時出発!
知り合いのタクシードライバーに、「5時シャープに!!!」と言ったにも関わらず、あまりもの朝の寒さのために私の準備が遅くなってしまったんだけど(汗)、何とか6時半過ぎにロッジに到着!

今回、訪れたロッジは、「Mukambi Safari Lodge」



幹線道路から15分ほどダートロードを入ったところにある、交通の便もよくて、川沿いにあるとっても素敵なロッジです。



ロッジから見るKafue Riverはこんな感じ。朝焼けがとってもキレイでした。

4連休の最終日で、急遽前々日に予約をしたので、案の定、ロッジとルサカの予約受付の間でうまく情報が伝わっていなくて、ゲームドライブの準備に時間がかかりましたが、なんとか8時過ぎに出発!(モーニングサファリには遅すぎる時間ですが。。。)

途中、



インパラの群れとか、、、



ライオンとか、、、(5回目にして初めて見た!!!)

などに遭遇して、寒さに耐えながらゲームドライブを楽しんでたんだけど、急にサファリカーのクラッチが効かなくなり、動かなくなってしまいました。
結局、ゲームドライブを中止して、引き返すことに。。。

まだ半分の行程しか行っていなかったので、マネージャーと交渉の結果、お昼からボートクルーズを無料でさせてもらえることに。

※でも、ここはザンビア。
私たちが交渉に行くまで、全くロッジ側からの謝罪もなし。。。
どうも私たちに同行してくれたガイドがきちんと説明をしていなかったようで、ゴネてやっとのサービス追加です。

ランチの時間まで各々ロッジでゆっくり過ごし、午後から、ボートクルーズへ!
しかし、ここでもトラブル発生。。。
クルーズが終わり、ロッジへ戻る途中に、今度はボートが動かなくなってしまいました。



お迎えのボートがきて、なんとかロッジまでたどり着いた後、「なんだか今回はついてなかったね~。」なんて話をしていると、精算の際、マネージャーが、連続トラブルのお詫びに、今回はサファリはサービスにすると。。。

一日楽しんで、ライオンやカバをみて、ロッジでゆっくりできたにもかかわらず、タクシー&ランチ代のみの出費に!
結局は、とてもラッキーだったのかな?

とにかく、トラブルは別として、ゆっくりするには、ここのロッジはとってもオススメです!!!


※ロッジに住みついてるカバ
 縄張り争いに負けて、ひとり行動をするようになったらしい。


※イボイノシシの親子(赤ちゃんは、また生後一週間くらいだそうです。)


※サファリカーの修理中に。
 Kafueは動物がゴロゴロいないから、呑気に車から降りられる? 
 ケニアとかライオンがいっぱいのところだったら、さぞ危険なことでしょう。。。

July 1, 2011

アグリカルチャーショー2011@Mumbwa



毎年行われるアグリカルチャーショーですが、今年も例に漏れず、開かれました。

今年のテーマは、
「Shaping Tomorrow's World」

Mumbwa郡内各地から、たくさんの人たちが、自分たちで作った農作物を展示しにやってきます。今回は、食品だけでなく、家畜も来ていたりで、なかなか面白かったです。

今回は、最近仲良くしている女性グループのブースを借りて、一緒にHIV啓発を行いました。啓発といっても、ポスターを展示したり、リーフレットを配ったり。。。

女性グループの人たちは、「モリンガ」の木を展示でして、モリンガの栄養価について説明していました。
Mumbwaではあまり見かけないのですが、栄養価がかなり高く、栽培方法も簡単で、ザンビア以外の国でもモリンガを使ったいろいろな製品が作られているので、ここMumbwaでも少しずつ拡がっていけばいいのだけど。


※モリンガついて説明しているところ


※イベントに参加しているとっても大きな豚
 (このあと、柵から逃げて、大変なことに。。。)


※ナショナルパークが近いので、こんな動物の骨の展示も。。。


※HIVの感染リスクについて説明しているところ。

June 30, 2011

コットン工場



VCTのイベント会場「Dunavant」というコットン工場の中を見学させてもらいました。

ザンビアに来るまで、綿花を見たことがなかったし、どうやってコットンが作られているのか知らなかったので、かなり面白かったです。

コットンが精製される行程は、、、


ファームから摘まれた綿花は、袋詰めにされて工場に運ばれてきます。
       ↓

その後、ビニールなどのごみを手作業で取り除いた後、生成する機械へ。。。
       ↓

機械の中で、綿花の種と小さなゴミを取り除き、白いキレイなコットンになります。
       ↓

それを小さく押しつぶしてパッキングし、南アフリカなどに出荷されます。

ちなみに、種は再び綿花を作るために植えられたり、種から油を作ったりするそうです。

ここで作られたコットンはどこの国を回ってるのでしょう?
さすがに日本にまでは行ってないと思いますが。。。

National VCT Day 2011



National VCT Dayのイベントが開かれました。
会場は、Dunavantというコットン工場です。

工場のワーカーやその近くに住む人たちがたくさん参加するかと思いきや、参加者は、ほとんどゲスト&ドラマやダンスをする人たち&ヘルス関連のNGOやサポーターのみ。

メインのVCTもあまりきちんとオーガナイズされていなくて、NGOのテント1つだけ。なので、急遽、車の中&工場オフィスをVCTルームとして使うことになりました。

あまりもの参加者の少なさにビックリしちゃいましたが、VCTにはそこそこの人数が来てくれたのでよかったのでしょうか?

なんだか、イベントは毎回同じような内容ばかりだし全く面白くもないんだけど、それでもローカルの人々にはかなり楽しいものらしく、みんなダンスを見て笑っています。

しかし、ちゃんとHIV sensitizationになってるのかは疑問?


※NGOのよるVCTのテント


※車の中でのVCT

June 27, 2011

大統領のお葬式

今日は、祭日です。

なぜなら、第二代ザンビア大統領のお葬式が行われるからです。

先週、心疾患のためお亡くなりになった第二代大統領(チルバ大統領)の法要のため、ザンビア全土から人が駆けつけたようです。また、法要に行けない人は、テレビでのその模様を見ていました。

私も、テレビでの法要見ていましたが、一緒に見ていたザンビア人が、一言。。。

この法要のために、5億クワチャ(約1000万円)かかっているなんて、信じられないと。
使われた費用は、石碑とか、法要のセッティングとか、式次第の製本とか。。。

まあ、石碑などは費用がかかるのはわかるけど、わざわざ法要プログラムを写真付きで製本する必要がある???
これについては、ザンビア人もかなり疑問に思ったようで、テレビでの法要を片目に、費用の使い道について議論が買わされました。

確かに、資金不足のザンビアにおいて、5億クワチャあれば、どれだけのことができるかと想像すると、みんなの不満もわかるような気がします。
形式を重んじるザンビアですが、国民の意識は少し違っているようですね。

June 23, 2011

ハーブの効果?

ユースリソースセンター(職業訓練校のようなもの)っで、時々、「Family life education」の授業をさせてもらっています。

ここで、STIsの治療方法について話をしていたところ、ハーブを使った治療についての質問が。。。

彼ら曰く、
STIsにかかってもクリニックには行きにくいので、伝統療法医のところに行く人が多いそうです。また、薬草はよく効くと信じて疑わないのです。
「アロエ」や「モリンガ」が効くと信じているらしい。。。

日本でも薬草を使う習慣もあるし、病院の薬より漢方薬やハーブを好む人もいる。。。
ハーブは予防医学や不定愁訴の緩和などで注目されているけど。
治療効果についてのエビデンスのないものについて語るのは難しいですね。

「アロエ」とか「モリンガ」、、、
どちらも清浄効果や皮膚保護の面においてはとってもいいんだけどね~。


※ユースセンターでのグループワーク

リバーサイドへ

今日はアウトリーチの日。
Mumbwaから2時間ほどのKaidu&Mpusuへ行ってきました。

患者さんが少なくて、いつもより早めに帰れると思いきや・・・。
ちょっと寄り道して、Kafue Riverへ。。。

目的は、もちろん、、、

魚!!!!!

しかし、残念ながら、今日は不漁で。。。
魚の代わりに



川辺には牛がいっぱいでした。

でも、みんなはどうしても魚をあきらめきれない様子で、漁師さんがたくさんいる集落へ。。。
ほんと何しに来てるんだか???っという感じです。

まあ、どうにか目的の魚(ドライフィッシュだけど。。。)を入手!
大満足で帰途に。たぶん、300匹くらいは買ってたような???

帰りの車の中は、魚の干物のにおいが充満してキツかった~(汗)


※ドライフィッシュ達


※水汲みガールズ
 少し離れた所から、井戸まで水を汲みに来てます。

June 22, 2011

コメディアン?

街中でこんな人を見かけました。



一応、コメディアンなのでしょうか?

こういうものは、人形のようにじっとして笑わせるものですが、この人普通に街を歩いています。そして話もしてます。。。

背中には、こんな文字も。。。



何をしたいんだかよくわからなく、面白くもないのですが、物珍しくて写真を撮ってみました。

Anti-AIDS club

Mumbwa High schoolのAnti-AIDS clubにお邪魔してきました。

彼らは、クラブ活動として、集まってミーティングをしたり、劇やポエムなどの練習をしたりしています。
今日は、そんな彼らにプチレクチャーをしてきました。

テーマは、「ABC」(Abstinence, Be faithful,Use condom)
まず、HIVの知識について軽く聞いてみると、さすがクラブ所属なだけあって、しっかりとした答えが返ってきます。しかし、ちょっと詰めがあまい。。。
例えば、「HIVにかかるとどうなるのか?」と聞くと、「免疫力が下がって病気にかかりやすくなる」ときちんと答えます。しかし、「では免疫って何?」と聞くと、答えがあいまいになってくる。。。
みんな教えられたとおりにで覚えてるので、ちょっと入り込んだ質問をするとわからなくなることもあるよう。

今日は、3グループに分かれて、HIVのprevention methodをして、「ABC」についてそれぞれプレゼンテーションをしてもらいました。ザンビアは言葉文化のためか、話好きが多く、プレゼンはとっても上手です。
ABCそれぞれの重要性、アドバンテージについて、しっかり説明してくれました。
しかし、「結婚してもAbstinenceできるか?」と聞くと、みんな「YES」と答える。。。「結婚後もAbstinenceすると、子供はどうするの?」の聞くと、みんな「?????」。
ただ教えられた通りに答えているだけで、自分の生活、将来のことと結びついていないようです。

この年代のHIV/AIDS予防啓発においては、ライフスキルについて学ぶことの重要さがわかりました。
ただ、言葉として「ABC」について覚えるのではなくて、きちんと理解してもらうことが大切ですね。

※Be faithfulについて話をしていた時、
「もしパートナーが隠れて浮気してたらどうする?」と質問すると、ほぼ全員が「殺す!!!」と。
パートナーにfaithfulになることはHIV予防だけでなく、生き方のモラルとしても重要なことが分かってもらえたかな?


※Anti-AIDS clubのみんな&先生

June 21, 2011

ある日の風景

私の任地Mumbwaはとっても小さな街です。
それでも最近は、お店が増えてきたり、街灯がついたりとちょっとずつ発展してきています。

しかし、いつもの風景は、、、



こんな感じです。
ここは、街のメインストリートで、ここ以外には、アスファルトの道はありません。。。

牛車、人、車の共存、いつものありふれた風景ですが、なんとなく新鮮に感じたので、UPしてみました。

※この牛の飼い主は、ここから10キロ以上離れた場所から、街に荷物を運びにきたそうです。
 お家にはたくさん牛がいるらしい。
 (牛持ち=金持ち???)

June 20, 2011

Child Health Week



今週は、「Child Health Week」と言って、子供の検診強化週間です。
いつもたくさんの親子でいっぱいのUnder5クリニックも、いつもにも増してたくさんの子供たちがきています。

Child Health Weekでは、下記のようなことをなどを行います。
・子供の検診
・ワクチン接種(DPT、はしかなど)
・Deworming(虫下しの薬の投与)
・ビタミンAの投与
・VCT検査の強化
いつもはなかなか行けないようなところにもアウトリーチに行きます。

いつも行くクリニックにいくと、子供たちがたくさんでほんと賑やかでした。
ここで、久々に知り合いの子に会いました。
ふと見ると彼女は赤ちゃんを抱いています。まだ6週間のかわいい女の子。

っで、いつ結婚したのか聞いてみると、、、
「結婚はしていないよ。旦那さんは欲しくない、この子の父親もあんまり好きじゃないし。。。」
仕事はしてるの?
「仕事はしてないよ。」
じゃあ、どうやって生活してるの?
「家族が面倒みてくれる。」

う~ん、、、知り合いの子だけに、唸ってしまいました。。。
彼女は、ピアエジュケーションについても知識がある子です。
なので、家族計画についても知っているはずなのに、、、。
いくら知識があっても、やはり行動には結びつかないのでしょうか?

家族をもつ責任というものをしっかり持ってもらいたいものです。
こういうことは、ザンビアではよくある話ですが、単なる民族性では片づけられないですよね~。
まだまだ課題は山積みです。。。