July 6, 2010

チンパンジー孤児園

ザンビアは、7/3~6まで4連休でした。
(ザンビアは、祭日が土日にかかっても振り替え休日がないので、4連休はとってもめずらしいです!)

っで、この連休を使って、コッパーベルト州に遊びに行ってきました。

この州は、州の名前通り、「コッパー」がたくさんとれるところです。
たくさんの鉱山のおがげで、他の地域に比べると、インフラが整備されていて、経済的にも潤っている州でもあります。

コッパーベルト州の州都「Ndola」という街に住んでいる、大阪研修の時にお友達になったMosesに再会し、Ndolaから2時間ほどの「Chingola」の郊外にある「チンパンジーの孤児園」に行って来ました。

ここには100匹以上の以上のチンパンジー孤児が・・・。
ほとんどが、サーカスやバーで芸をさせられた後、捨てられた子たちだそうです。

ここには4つの檻と広大な敷地があって、その中でチンパンジー達は餌をもらい、のびのびと生活しているように見えます。

ただ、彼らには捕まえられたり、虐待されたり、捨てられたトラウマがあるらしく、車が近くで停車すると、捕まえられると思って石を投げて抵抗しようとしたり、タバコやお酒の中毒になった子がいたり、人が近づくと暴れる子がいたり・・・。

ザンビアの隣国コンゴでは、チンパンジーを食べる習慣があるらしく、母チンパンジーが捕まえられると、その子供は小さすぎて食べれないので、捨てられたり、サーカスに売られたりということがあるようで、その犠牲になったチンパンジーがここにはたくさんいました。

生活習慣と動物虐待、難しい問題ですね。

ただ、ほとんどの子達は、今は平和に暮らしてますよ・・・。
可愛くていい子達でした!


※ジュースを飲むチンパンジー(この子はまだトラウマがあります。)


※友達のMosesとその甥っ子と・・・。(大阪研修の方、覚えてますか?)


※コッパー鉱山

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