ザンビアにもザンビア産プロダクトの工場があります。
今回、先輩隊員Hちゃんに誘われて、「Tread Kings」という工場を見学させてもらいました。
この工場は、オーナーはインド人で、ザンビア人を従業員としていろいろな物を生産しています。
アメ、洗濯洗剤、石鹸など。。。
それぞれの工場を見せてもらったんだけど、怠け者&マイペースのザンビア人がきちんとライン作業をしていることになぜか感動してしまった。
彼らもやる気を出せばできるじゃんって感じで。
ただ、やっぱりザンビアだなって思うところもたくさんありました。
例えば、
・アメなどの食品を扱ってるのに、全くの衛生管理がなっていない。
手袋やキャップの着用がない。
靴の履き替えがない。
工場の外と中の仕切りがない。(外気がそのまま入って来る。)
・やたらとライン作業の人が多い。
もうちょっと工夫したら、もう少し人員削減できるのになぁって感じ。
なかには、やることがなくなる人やサボってる人も。。。
まあ、雇用の問題を考えると、無駄過ぎる従業員を雇っている方がいいのかなぁ。
・へんなところがマニュアル作業
アメを個包装する機械はあるのに、水あめとフレイバーを混ぜ合わせる作業は手作業。
石鹸の包装は手作業など。
この工場は、まだまだ拡大中で、新しい商品を自社生産するために、新しい工場の組み立てもしてました。
ザンビアは、国内で生産しているものが少なく、ほとんどのものが輸入品なので、アフリカでもかなり物価は高いです。
とくに、海に面してない国で、いろいろな物が2カ国の国境を越えて入ってくるので、関税や輸送量の問題で、ほんとにいろんなものが高いです。
これから、少しずつでも国内生産できるものが増えて、国内産業が発展していけばいいなぁ。
そうすると、ザンビア人の就業率も上がるし、経済も少しずつ活性化されていくし。
ザンビアのいろいろな問題の鎖の中に、必ず貧困に関係することが入っています。
この負の鎖を切るきっかけになっていくことを願いたいです。
まあ、ザンビア人がオーナーでないというところは、とっても残念だけど。
※石鹸のライン作業
※アメを作ってる人達(ここに3人も作業員必要?)
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