March 23, 2011

隊員活動訪問@リビングストン

ビクトリアの滝がある街・リビングストンで活動している隊員のところに、活動見学に行ってきました。
リビングストンでは、人口が多くて、さまざまな問題があるからか、他の地域に比べてかなり多くの隊員が活動しています。

その中で、NGOでHIV陽性者の人たちの生活向上のためのIGA活動を支援、HBCをサポート、学校でコンピューターの指導を行っている3か所の隊員の活動先を見せてもらいました。みんなすごくいろんな工夫をしていていたり、すごく効果的な方法で指導・支援をしているなって、すごく関心したし、とっても参考になりました。

<IGA>
HIVの陽性者の人たちに洋裁教室を開いて、IGA活動として、学校の制服を作ったり、チテンゲを使ってポーチなどを作って売っていました。
観光の街なだけあって、観光客がよく行くレストランやロッジに商品を置いたり、学校の制服作りのオーダーを自分の足で取りに行ったり、すごく活動の工夫がたくさんあって、関心しちゃいました。
ほかにも、コミュニティースクールを訪問するプログラムを作ったりして、他の活動にもすごく積極的で。。。
すごく頑張っている活動をみて、私の活動のモチベーションも少しはUP?

<HBC>
HBCでは、ケアギバーの方たちと一緒に、HIV陽性者の方で在宅ケアの必要な人たちの家を一軒一軒回っていきます。
いつもは、HIV患者をクリニックで待ちうける側なので、Door to Doorで訪問することによって見えてくる様々な問題がわかりました。寝たきりで動けない患者の介護相談、様々な症状にたいするアドバイスなど。なかなかクリニックへ行きたがらない人や行けない人が実はたくさんいて、その人たちのケアがすごく重要であることがわかりました。
積極的にクリニックに来て治療を受けてくれる人はいいのだけど、クリニックを信用していなかったり、治療に積極的でない人は、クリニックに来ないので、なかなか適切なサポートができません。なので、地域の人たちが彼らを訪問して適切なアドバイスをすることは、とても大切なことなのです。
ケアギバー達は、もちろんプロの医療関係者ではないけれど、地域密着でケアサポートを提供し、地域と医療の連携にはとても重要な存在です。特に、ザンビアのように、医療施設も医療従事者も慢性的に不足している国においては、ボランティアで活動してくれるケアギバーの活躍が地域住民には必要不可欠なのです。

<パソコンの授業>
同期隊員の活動先も見せてもらいました。
ザンビアの学校の中では、今まで見た中で一番設備の整ったキレイな学校でビックリ。
学校の中にはコンピュータームールがあって、パソコンが30台ほど。生徒たちは、WordやExcelを習っていました。タイピングなどもかなりうまくて、理解が早いのにもビックリ。かなり優秀な学校みたいです。
ザンビアにもこんな近代的?な場所があるとは、ほんとビックリです。そして、その中でサクサク授業をこなす同期も頼もしく見えました。

滞在は3日間で、ちょうどリビングストンに着いた日は、ルナレインボーの日だったので、隊員全員でロイヤルリビングストンという高級ホテルでザンベジ川に沈むサンセットを見て、そのあとルナレインボーを見に行きました。
ビクトリアの滝はいつ見ても素晴らしいです。
そして、今回もルナレインボー、うっすらだけどキレイに見えました。
このホテルはほんとに素晴らしくて、とても優雅な一時でした。

こんな経験がいつでもできる、リビングストン隊員、羨ましい。。。。。


※コミュニティースクール
(ここまで手作り感のある学校はあまりないです。それだけ、個々の地域の学校の必要性がよくわかります。)


※同期隊員の配属先の高校
(とってもキレイで、パソコンが何十台もあってビックリ。)


※しまうまのあくび。決定的瞬間です!
(ロイヤルリビングストンという高級ホテルで放し飼いされているしまうま)

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