March 25, 2011

大統領が来たー!



今日は、ムンブワの新しい郡病院のオープニングセレモニーがありました。
そのために、その前日から、大掃除や飾り付けに大わらわでした。

なぜ飾り付けが必要かというと、このセレモニーにザンビアの現大統領が来るからです。

朝から、風船を何百個も膨らませて、廊下中に飾りつけ、新しい機械を各病棟に設置し、掃除をし、大統領が通る道をキレイに舗装し、レッドカーペットを敷き、スピーチ台を用意し、、、大変な騒動です。

っで、せっかくいろいろと準備をしたのに、
いざ大統領が来る時間になって、突然大雨が。。。
それでも熱狂的な支持者たちは雨の中、歓迎のダンス。そして大統領も大雨のなか入場。。。
雨が止むまで待てばいいのに。
(いつも時間を気にせず呑気に構えているのに、こういう時に限って、雨でも実行???)

実際に、大統領を観た感想は。。。
遠くからしか見れなかったというのもあるけど、あんまりオーラが感じられなかったような?
こんなものなのでしょうか???


※大統領のスピーチ


※金ピカヘリコプターでやってきました~。

March 23, 2011

隊員活動訪問@リビングストン

ビクトリアの滝がある街・リビングストンで活動している隊員のところに、活動見学に行ってきました。
リビングストンでは、人口が多くて、さまざまな問題があるからか、他の地域に比べてかなり多くの隊員が活動しています。

その中で、NGOでHIV陽性者の人たちの生活向上のためのIGA活動を支援、HBCをサポート、学校でコンピューターの指導を行っている3か所の隊員の活動先を見せてもらいました。みんなすごくいろんな工夫をしていていたり、すごく効果的な方法で指導・支援をしているなって、すごく関心したし、とっても参考になりました。

<IGA>
HIVの陽性者の人たちに洋裁教室を開いて、IGA活動として、学校の制服を作ったり、チテンゲを使ってポーチなどを作って売っていました。
観光の街なだけあって、観光客がよく行くレストランやロッジに商品を置いたり、学校の制服作りのオーダーを自分の足で取りに行ったり、すごく活動の工夫がたくさんあって、関心しちゃいました。
ほかにも、コミュニティースクールを訪問するプログラムを作ったりして、他の活動にもすごく積極的で。。。
すごく頑張っている活動をみて、私の活動のモチベーションも少しはUP?

<HBC>
HBCでは、ケアギバーの方たちと一緒に、HIV陽性者の方で在宅ケアの必要な人たちの家を一軒一軒回っていきます。
いつもは、HIV患者をクリニックで待ちうける側なので、Door to Doorで訪問することによって見えてくる様々な問題がわかりました。寝たきりで動けない患者の介護相談、様々な症状にたいするアドバイスなど。なかなかクリニックへ行きたがらない人や行けない人が実はたくさんいて、その人たちのケアがすごく重要であることがわかりました。
積極的にクリニックに来て治療を受けてくれる人はいいのだけど、クリニックを信用していなかったり、治療に積極的でない人は、クリニックに来ないので、なかなか適切なサポートができません。なので、地域の人たちが彼らを訪問して適切なアドバイスをすることは、とても大切なことなのです。
ケアギバー達は、もちろんプロの医療関係者ではないけれど、地域密着でケアサポートを提供し、地域と医療の連携にはとても重要な存在です。特に、ザンビアのように、医療施設も医療従事者も慢性的に不足している国においては、ボランティアで活動してくれるケアギバーの活躍が地域住民には必要不可欠なのです。

<パソコンの授業>
同期隊員の活動先も見せてもらいました。
ザンビアの学校の中では、今まで見た中で一番設備の整ったキレイな学校でビックリ。
学校の中にはコンピュータームールがあって、パソコンが30台ほど。生徒たちは、WordやExcelを習っていました。タイピングなどもかなりうまくて、理解が早いのにもビックリ。かなり優秀な学校みたいです。
ザンビアにもこんな近代的?な場所があるとは、ほんとビックリです。そして、その中でサクサク授業をこなす同期も頼もしく見えました。

滞在は3日間で、ちょうどリビングストンに着いた日は、ルナレインボーの日だったので、隊員全員でロイヤルリビングストンという高級ホテルでザンベジ川に沈むサンセットを見て、そのあとルナレインボーを見に行きました。
ビクトリアの滝はいつ見ても素晴らしいです。
そして、今回もルナレインボー、うっすらだけどキレイに見えました。
このホテルはほんとに素晴らしくて、とても優雅な一時でした。

こんな経験がいつでもできる、リビングストン隊員、羨ましい。。。。。


※コミュニティースクール
(ここまで手作り感のある学校はあまりないです。それだけ、個々の地域の学校の必要性がよくわかります。)


※同期隊員の配属先の高校
(とってもキレイで、パソコンが何十台もあってビックリ。)


※しまうまのあくび。決定的瞬間です!
(ロイヤルリビングストンという高級ホテルで放し飼いされているしまうま)

March 14, 2011

ザンビア工場見学

ザンビアにもザンビア産プロダクトの工場があります。
今回、先輩隊員Hちゃんに誘われて、「Tread Kings」という工場を見学させてもらいました。

この工場は、オーナーはインド人で、ザンビア人を従業員としていろいろな物を生産しています。

アメ、洗濯洗剤、石鹸など。。。

それぞれの工場を見せてもらったんだけど、怠け者&マイペースのザンビア人がきちんとライン作業をしていることになぜか感動してしまった。
彼らもやる気を出せばできるじゃんって感じで。

ただ、やっぱりザンビアだなって思うところもたくさんありました。

例えば、
・アメなどの食品を扱ってるのに、全くの衛生管理がなっていない。
手袋やキャップの着用がない。
靴の履き替えがない。
工場の外と中の仕切りがない。(外気がそのまま入って来る。)

・やたらとライン作業の人が多い。
もうちょっと工夫したら、もう少し人員削減できるのになぁって感じ。
なかには、やることがなくなる人やサボってる人も。。。
まあ、雇用の問題を考えると、無駄過ぎる従業員を雇っている方がいいのかなぁ。

・へんなところがマニュアル作業
アメを個包装する機械はあるのに、水あめとフレイバーを混ぜ合わせる作業は手作業。
石鹸の包装は手作業など。

この工場は、まだまだ拡大中で、新しい商品を自社生産するために、新しい工場の組み立てもしてました。

ザンビアは、国内で生産しているものが少なく、ほとんどのものが輸入品なので、アフリカでもかなり物価は高いです。
とくに、海に面してない国で、いろいろな物が2カ国の国境を越えて入ってくるので、関税や輸送量の問題で、ほんとにいろんなものが高いです。

これから、少しずつでも国内生産できるものが増えて、国内産業が発展していけばいいなぁ。
そうすると、ザンビア人の就業率も上がるし、経済も少しずつ活性化されていくし。
ザンビアのいろいろな問題の鎖の中に、必ず貧困に関係することが入っています。

この負の鎖を切るきっかけになっていくことを願いたいです。
まあ、ザンビア人がオーナーでないというところは、とっても残念だけど。


※石鹸のライン作業


※アメを作ってる人達(ここに3人も作業員必要?)

March 8, 2011

World Woman's Day 2011



今日は、World Woman's Day!

もちろん、去年同様、イベントが開かれました。

各団体ごとにおそろいのチテンゲの服やおそろいのユニフォーム・T-シャツを来て、みんな街を行進します。

そのあとは、広場で、いつものイベントと同様に、ドラマ(劇)、歌、ダンス、スピーチなど。
(いつも同じで新鮮味がなくなったからか、盛り上がっているザンビア人には申し訳ないが、途中で眠気が・・・。)

まあ、変わり映えのないイベントだけど、女性たちだけがたくさん集まるっていうのは、なんだかすごいパワーを感じました。

ちなみに、今年のテーマは、「Equal access to education」

ザンビアの女性の教育水準・地位の向上を願って。。。
(私の配属先は、女性たちの方がかなり強い立場に見えるんですけどねぇ。)


※行進の列


※配属先の人たちと(今年は2種類のチテンゲで行進です。)

March 4, 2011

ザンビア人の味覚

ある知り合いのザンビア人が、お店で飲み物を買おうとした時のこと。

ファンタかスプライトならいいけど、コーラは飲めないと。

炭酸が強すぎるなどの理由かと思いきや、コーラは甘さが足りない(=ちょっと苦い)という理由らしい。

コーラって甘くない?????
どっちも激甘にしか感じないし、私には違いがわかりません(汗)

ザンビア人は、とにかく甘党!
いつも紅茶やコーヒーにスプーン3~4杯の砂糖を入れます。(もっと多い時も・・・)
ちなみに、塩の量も、油の量も日本では考えられないくらいの量を摂ってます。。

なので、当然、みんなけっこうな割合で肥満。
栄養の偏りによる生活習慣病も、じつは大きな問題になっています。
アフリカの人々は、貧困のせいで痩せていると思ったら大間違いなのです。。。

March 3, 2011

自由すぎる?



この写真に写ってるのは、ザンビアの囚人たちです。

囚人たちは、街の草刈りやイベント時の会場の掃除などに駆り出されます。
なので、よく街中をウロウロしたり、お仕事したりしています。

今回見かけたのは20人ほどの団体に監督官1人。

まあ、彼らはたぶん軽犯罪で服役してるだけで危険は少ないんだろうけど、自由すぎるでしょ。。。

日本じゃ考えられない(驚)