August 15, 2011

ザンビアの医療事情

ここのところ、なんだか胃の調子が悪いなぁと思っていたら、食道炎になってしまいました。
とくに暴飲暴食をした記憶はないんだけどねぇ。。。

おそらく、「逆流性食道炎」

食道炎の患者さんにはたくさん会ってきましたが、この不快さを軽く見過ぎていました。
痛みはあるし、食事は満足に取れないし、水分をとるにも不快感が。。。
今までの患者さんに申し訳ないと思うくらい。
実際になってみないと辛さってわからないものですね。

日本から、H2ブロッカーやPPIなど胃炎や食道炎に使われる薬を持ってきていましたが、それも底をつき、とうとうザンビアの病院のお世話になることに。

ザンビアでは、胃カメラなどは出来ないらしく、投薬で経過を見つつ、診断していく形です。
やはり先生の診断も、「逆流性食道炎」
飲んでいた薬も適切だったとのお言葉を頂きました。。。

結局、新たに同じ系統の薬の服薬を続けるのがいいとのことで。。。

処方されたものは、、、

Esomeprazole(PPI)と制酸剤でした。

Esomeprazoleは日本ではまだ治験段階にあるとか?
日本で使えないものは、ザンビアで使えるとは、ビックリですね。
この薬はよく効いた。。。
早く日本でも使えるようになるといいですね。

August 7, 2011

日本の番組

ザンビア人の友達の家に遊びに行った時のこと。。。

「日本のテレビやってるよっ」というので、見てみると。。。



「サスケ」がやってました。
水野裕子やら池谷が出てます。
こんなところで、日本のこんな番組が見れるなんて。。。
不思議な感覚。

ザンビアではDSTVという衛生TVを契約すると、いろんな海外の番組、映画、ドラマを見れたりもします。
日本や韓国の番組なども。。。

ちなみに、お酒や夕飯も一緒に頂いてきちゃいました



アマルーラというお酒。
アマルーラというフルーツから作られたお酒で、甘くてとっても美味しい。
カルーアミルクみたいな感じ。
友達曰く、スコッチかグラッパ+アマルーラのロックがオススメだそうです。




ご飯は、チキンの煮込み、コールスローサラダ、スイートポテトのピーナッツバター和え、ご飯。
どれもとっても美味くて大満足。。。
(カロリーも相当だけど。。。)

そして、彼女たちへのお土産として、
かっぱえびせん、ワサビ味の柿ピーを試してもらいました。

こっちではピーナッツを食べる習慣があるし、チリも好きな人が多いので、柿ピーは喜んで食べてました。
かっぱえびせんは、、、
シーフードがない国なので、エビのお菓子という感覚わからないらしく、なんでも喜ぶザンビア人もさすがに警戒してました。

一応、食の国際交流ですか???

※私のザンビア食のオススメは、ピーナツバター。
こっちのピーナツバターは、ピーナツの皮をむくところからすべて手作り。
かなりまったりしてる感じではありますが、甘くなくて、とっても美味しいのです。。。

August 6, 2011

ムンブワでインド料理

今、同じ敷地内に、インド人のグループが滞在しています。
彼らは、銅山の探索に来ているらしい。

よく顔を合わせるうちに仲良くなり、インド料理を頂いてきました。

彼らは、シマはまったく食べず、毎日インド料理を作ってます。
スパイスもザンビアで手に入らないものは、インドから持ってきてるというこだわりようです。
(スパイスだけでなくフライパンまでも。。。)

今日の朝ごはんは、「Dosa」という米粉をつかったクレープのようなもの+カレーです。
このDosaは彼らの出身地である南部インドの料理らしい。
たしか、「ハイデラバード」出身だっかたな?

とにかく、これがとっても美味しくて。。。
インド料理最高!!!

食の満足度は生活していく上で、かなり重要です。
なんたって、ムンブワはシマ以外に、食の選択肢がないのですから。。。

インド隊員、羨ましい。。。


※Dosaを焼いているところ

August 5, 2011

ブレストフィーディングイベント

母乳保育促進のイベントが、Lungobeという地域で開かれました。

しかし、このイベント自体、少し疑問が。
なぜ、「母乳促進」の啓発が必要なのかと。。。

ザンビア、特に任地のムンブワでは、母乳保育をしていない人なんてほとんど見ない。
そもそも、粉ミルクを買う余裕がある人なんてほとんどいないし、HIVに感染している母親にも6か月までは母乳保育をするようアドバイスしています。
逆に、ある程度子供が大きくなっても母乳を与えて続けている人も多いくらいなのです。


なので、イベントの主催NGOの担当者に、なぜこのイベントが必要なのかを聞いてみた。

すると彼女は、、、
ザンビアでは、知識不足の母親が多いからとのこと。

生後すぐの時からお水やジュースを与えたり、シマなど普通の食事を与えようとする母親がいるそうです。
それは、産前・産後検診で教育できるはずなのですが、やはりこういったイベントでの啓発も必要なのだそうです。

まあ、それにしても、参加者は学校も生徒ばかり。
それもG6以下の低学年の生徒たちが。
対象者は一体、誰ですか???

いろいろ実施、予算の使い方に疑問の残るイベントでした。
まあ、オーガナイズしたサポートグループの人たちは頑張ってましたが。
(普段仲良くしてもらっている人達なので、ひいき目で拍手を送りたいです。)


※マザーサポートグループのダンス


※一緒に参加したユースグループのドラマ
その場で急遽作った即興ドラマですが、彼女たちの演技のうまさにビックリです。