April 27, 2010

World Malaria day!



4月25日の「World Malaria day」を記念して、マラリア予防啓発のイベントが開催されました。

今回は、Mumbwaに来て初の、私の配属先である郡保健局が主催のイベントです。

しかし、私がこのイベントのことを知ったのは、前日の夕方です。。。(汗)

前の週はオフィスにいることも多かったですが、イベントの準備の気配がほとんどなく、全く気づかなかった。
っていうか、だれか教えてよ(怒)

まあ、こんな様子なので、予想通り、準備は甘いものでしたね。

・宣伝は、前日の夕方にCPが宣伝カーで街を回るのみ。
(全く、宣伝、聞こえませんでしたけどね。。。)

・当日、記念で作ったTシャツが開催ギリギリで届く。
(せっかくつくったTシャツも、主催者側のほとんどが着替えが間に合わなかった。)

・マーチングもびっくりするくらい少ない人数です。(鼓笛隊+10名ほど。)

街の中心で開催したので、参加者はそれなりに集まりはしましたが、せっかくやるなら、もうちょっと準備頑張りましょって感じです。

ちなみに、こちらは、こういったイベントでもらえるTシャツの価値が高いのか、
「いい色が残ってなかった。」とか、「私の分も早めに取っておいて」など、かなり真剣に話してます。

そういえば、別のイベントの際の会議で、Tシャツの色を決めるのに、一時間ほど言い合ってたような・・・。

面白いですね~。

April 25, 2010

キッチンパーティー

配属先の元職員の娘さんが近々結婚するそうで、その娘さんの「キッチンパーティー」に参加させてもらいました。

キッチンパーティーとは、お嫁に行く前に、家の家事とか料理とか細かいことまでいろいろと花嫁に教えるためのパーティーで、男子禁制で女性のみのパーティーです。

いろいろなスタイルがあるようですが、今回参加させてもらったのは、ホテルでの豪華なパーティーで、どちらかというとキッチンパーティーという形式をとった「お披露目パーティー」みたいなものでした。

プログラムは、

ダンス→花嫁入場→ダンス→花嫁から母親へのプレゼント→ダンス→花嫁への家事のレクチャー(その間ほかの人はダンス)→食事(ビュッフェスタイル)→ダンス→ダンス→ダンス

っといった感じで、とにかく常にだれか踊ってます。

花嫁さん可愛かったし、ご飯も美味しかったし、よい経験させていただきました!


※花嫁入場


※パーティーでのダンス

April 23, 2010

ムカツクこと・・・

最近、ザンビア人にむかつきっぱなしです。
まあ、前から少し愚痴ってはいましたが・・・(汗)

ムカツクこと

①タカリ

ザンビア人は、すぐに、「私のために何持ってきてくれたの?」、「(私の持ってるものを見て)それいいね、ちょうだい。」と言ってきます。
まあ、これはZambian Jokeでもあるみたいだけど、半分(それ以上?)は本気です。

最近は、適当にかわしてると、「日本に帰るときに私に置いていって」とか、「日本にホリデーで帰るときに私に同じもの買ってきて」と言ってきます。

こんな会話が一日に何度も繰り返されるのです。
正直、かなり疲れます。かなりイラっときます。

タカってくるな~(怒)


②命令口調

ザンビア人、意識的かどうかはわからないけど、かなり命令口調が多いです。
何か頼むときも「Could you~」とか「Please」なんて言葉はほとんど聞こえてきません。
あと「Sorry」もあまり聞かない?
こちらが好意で手伝ってあげていることも、終わった後は、「OK,good」などで終わります。
君に「Good」って言われる筋合いないのよ。その前に、「Thank you」だろ~(怒)

もともと、イギリスの植民地時代、統治者達から聞いた英語が浸透しているため、彼らがザンビア人に向けて使っていた
命令口調がそのまま浸透してしまったとの説もあるみたいだけど、どうなんでしょう。。。

とにかく、命令するでない!
丁寧にお話しましょ。。。


③ザンビア訛り

ザンビア英語の訛りはひどいです。
私自信、正しい英語を話せるわけではありませんが、彼らの英語はかなりすごいです。
現地語自体が、「子音」で終わる音が少なく、「i」で終わるのがほとんどなので、英語も現地語訛りになってます。

例えば・・・
think → thinki(シンキ)
work → worki(ワーキ)
と話してます。

日本人の苦手な「R」の発音も「アラ」と聞こえますし、「girl」は「ゲール」と聞こえます。
私も移ってしまいそうで、ここのところ、ザンビア人との会話がイヤになりつつあります(汗)。

「アラ」って言うな(怒)。「ゲール」って言うな(怒)(怒)


こんな感じなので、最近、眉間のしわがとれません。。。(笑)

April 22, 2010

ザンビアの僻地の現状

今日は、LungobeRHC へMobilARTの同行で行ってきました。
ここのアドヒアランスサポーターの方たちは、モチベーションが高く、かなり活発に活動しています。

っで、ここでの出来事。。。

あるARTクライアントがRHCに到着しました。
その人は、一人で歩くことができず、支えがないと立つこともできないくらい体力が弱っていました。
ここまでに来るのも、ケアギバーの方の自転車の後ろに座り、もう一人のケアギバーとその人の奥さんが何とか支えてなんとか連れてきたという感じ・・・。

よく見ると、RHCにある自転車の荷台全部にクッションがくくり付けてある。
なぜか理由を聞くと、一人で歩いてこれない人を連れてくるためらしい・・・。
自転車に乗れないほど体力が弱っている場合はどうするのかと尋ねると、「牛に荷台を引かせて、そこに寝かせて連れてくる」とのこと。

牛が連れてくるといっても、かなりゆっくりのスピードで時間もかかるし、炎天下だし、道も全く整備されていなくてガタガタの道だし、想像しただけで、やるせない気持ちになります。

説明してくれたサポーターが、「日本と全く違うでしょ。これがザンビアの医療の現実なのよ。」と言ってました。
その話し方が悲観的ではなく、むしろ明るく、今の状況でできるだけのことをやるしかないといった前向きな印象を受けたのがせめてもの救いです。

その日の帰り、
同RHCに入院していた流産した方の容態が悪いので、郡病院へ運ぶため、私たちが来た車に乗って一緒に行くことに。
彼女は、出血と痛みが止まらず、一人で動けない状態でした。
しかし、もちろん、ストレッチャーなどはありません。
女性5人ほどでシーツを使ってなんとか車へ運びます。
車も救急車の設備などはないので、4WDの後部座席に横になるだけです。
幸い、このRHCから郡病院までの道は舗装されているので振動も少なかったですが、もしダートの凸凹道だったらと考えると・・・、恐ろしくなってしまいます。

ここには、日本では考えられないような辛い現状がありました。
(もちろん、僻地だからというのもありますが、日本では、いくら僻地でもこのような状況はないですよね。)

隊員は、技術支援という形で派遣されていますが、いったい私に何ができるのか。。。
こういう現状を目の当たりにすると、人を派遣するとういう援助より、設備や物資の援助の方が重要なのではないかと思ってしまいます。

支援って何なのでしょう。考えさせられちゃいますね。

April 13, 2010

ついでにサファリ?Part2

今日も、PAに同行でした。

行き先は、Chungaという場所で、「Kafue National Park」のど真ん中にあります。
(そんなところにヘルスセンターや集落があるのがビックリだけど。。。)

っで、予想通り、道中やヘルスセンターの周りで、いろいろな動物見れました。

・インパラ
・シマウマ
・ゾウ
・サル
・イノシシ
・ブッシュバックなどなど・・・

ついでに、ゾウが見れるって、いいですよね~。

帰りには、幹線道路沿いのマーケットで、日本でおなじみのものを発見。


スイカです。(一個5000K(100円))
早速購入し、おいしく戴いちゃいました。

活動はと言われると、冷や汗が出る感じですが、なかなかに楽しい一日でした。


※シマウマとインパラ(見えるかな?)


※ヘルスセンターの屋根の上でたそがれるサル


※ゾウ(このあたりのゾウは凶暴で近づけないそうです。)

April 12, 2010

ザンビアの常識

今日も、PAチームにくっついて、ヘルスセンターへ行ってきました。
ここも、なかなかに道が悪いところで、そして遠かった・・・。
(ダートロードを約2時間)

そこでの出来事・・・

夕方、各Resisterのチェックが終わって、そろそろ終わりが見えてきたころ、「Wさんが、ユキコ、ヘルスセンター案内してあげるよと、、、」

っで、着いたところは、

鳥小屋です。

ここのヘルスセンターは、ニワトリが放し飼いになっているけど、小屋にもたくさんニワトリがいました。
(ちなみに、ブタも放し飼いです。。。)

そこで、「ユキコ、どれがいいと思う?」とWさん
「えっ、もしかして買うの?」「そして、食べるの?」と恐る恐る聞いてみると、「もちろん」との返事が・・・。

「ユキコも買ったら?」って言われて、いやいや、料理できないからと返事すると、「チキン、料理できないの!!!!!」とメチャメチャ驚かれました。

まあ、チキンを使った料理はできるけど、生きたものを捌けるわけないじゃん。。。

ザンビアの女性は、若い子でも誰でも出来るらしい。
これがザンビアの常識だそうです。


※選ばれた鳥(1)


※選ばれた鳥(2)

洪水?

今、こちらは洪水です。

って言っても、街ではありません。
私の家のバスルームが水浸しなのです。

今までトイレの配管(上水の方)が水漏れしていて、おまけに洗面台の水が出ない状況でした。
っで、今日やっとその工事に来てくれたのですが・・・。

何をどう修理したのか、
こんどは、洗面台の配管から水が漏れ出してしまいました。

気が付いたのが、工事の人が帰った後だったので、すぐにまた戻ってくるように電話をしましたが・・・。

電話をしたのが、
1回目10:00、その時は、今タウンにいるから、2時間以内に行くよとのこと。
2回目13:30、今少し忙しいから、14:00頃には行くよとのこと。
3回目15:00、今、タウンの外だから、16:00過ぎに行くよとのこと。
4回目17:00、まだ、タウンの外だけど、今日中には行くよとのこと。
5回目18:30、ソーリーマダム、明日にするとのこと。

5回目の時は、酔っ払っていて、ほぼ話になりませんでした。

なので、未だに水はもれ続け、水浸しのバスルームにバケツを置き、溜めては捨てるの繰り返し作業を続けています。

工事するなら、まともにしろ~~~(怒・怒・怒)
来るって言ったら、ちゃんと来い~~~(怒・怒・怒・怒・怒)

こんなありえないストレスだらけの日常なのです。。。

April 10, 2010

薬局デビュー

今日は土曜日。
活動もないので、District Hospitalの薬局で、見学も兼ねてお手伝いにいきました。
ムンブワでの週末はと~っても暇っていうのもあるし、やっぱり病院業務には興味があるので・・・
こっちでの調剤デビューです。


っで、実際の調剤は・・・、
ありえないくらい、適当です(汗)
薬剤の数も在庫もかなり少ないし、予製も錠剤やカプセルを5日分や7日分を袋に詰めておくだけというだけのもの。

今日は、3名が薬局内で働いてました。
しかし、1人はPharmacy Technicianだけど、
後の二人は・・・。
一人は病院全体のヘルパーさん、
もう一人は神学校に通っている学生でインターンできている青年です。

っで、驚くことに、
この資格のない2人が、当たり前のように処方箋を見て、投薬しているではありませんか・・・。
それに、一人でやっていて監査も何もない・・・。

在庫がなくても、「ストックないから他でもらって」っというだけで、取り寄せることもDr.に問い合わせに走ることもなく、そのままにしてます。患者さんも何も言いません。
まあ、日本とはいろいろと事情が違うのはわかりますが、いろいろとビックリさせられます。
日本では絶対にありえないんですけど・・・。

予製のストックボックスの中を見ると、
用法や用量が違うものを仕切りもなく、同じボックスに入れてしまっているし、調剤トレイも汚れたままだし、調剤台もほこりがいっぱいだし・・・。
ありえないことだらけです。

煩雑になっているのが気に入らなくて、いらない箱で仕切りを作ってストックボックスの中を整理していたら、
「日本人はさすがクリエイティブだね~」っと、ボーっとしながら言ってくる青年。。。
「君も手伝えよ(怒)!!!」っと早速、キレそうになりました。

Pharmacy Technicianの不在時に、読めない処方箋がきたときも、「何書いてるかわからないね~。」っとボーっとしている青年。
「早く、Pharmacy Technician呼んで来い~(怒)(怒)」と2度キレ気味になりながら、その日の調剤は終わったのでした。

※どこの国でも、きたないハンドライティングに悩まされるのは一緒のようです(笑)

本来の活動とは違うところですが、せっかくなので、こちらも少し改善できる部分があればいいなって思います。

April 4, 2010

ついでにサファリ?

この週末はイースターホリデーで4連休です。
でも、赴任後3ヶ月は任地から離れてはいけないという規制のもと、ムンブワでおとなしくしています。

でも、この連休に、ボランティアコーディネーターや先輩隊員などのムンブワ訪問もあり、暇な中でも、それなりに楽しく時間潰せてますよ。。。

今回ムンブワを訪問してくれた方達の目的は、
Kafue National Parkの中にある、「Hippo Lodge」へ行くことです。
まあ、ムンブワはそのロッジから一番近い街なので、通り道&休憩場所というわけです。
(Kafue National Parkまで、ダートロードを2~3時間くらいで行けます。こんなにNational Parkが近いなんて、ムンブワ、案外よい街?)

今回、その先輩隊員から、ムンブワから「Hippo Lodge」までお迎えのタクシーを呼んでほしいと頼まれていたので、仲のよいタクシードライバーに頼み、暇だったので、ついでに私も付いて行ってみました。
「Hippo Lodge」の様子もみたいし、ついでに動物見れたらラッキーかなって思って・・・。

ただ、安易な考えて付いていったものの、道中はかなり厳しいものがありました。
普通の乗用車なので、ダートロードはかなり走るのが大変だし、ぬかるみでスタックしないようにゆっくり走らないといけないし、チェチェバエ(噛むハエ)がいっぱいで、車の中で奴らと格闘しないといけないしで・・・。
途中でタイヤがパンクするハプニングもありつつ、3時間ほどで何とか到着!
(まあ、本来、乗用車で行くこと自体が間違ってるんだけど(汗))

「Hippo Lodge」は、苦労して到着した分、とっても素敵なところでした。

Kafue River沿いにあって、テント部屋、ロッジ、セルフケータリングロッジ、ラウンジ、プールなどがあって、雰囲気もとってもいいです。近くに、温泉もあります。
今は雨季なので、あんまり動物はたくさん見れなかったとのことですが、乾季の真っ只中になると、ゾウ、カバ、ライオン、レオパート、シマウマなどが見れるそうです。

こんな道中やロッジでも、動物見れましたよ。
・インパラの群れ
・シカ
・サルの群れ
・イノシシの群れ
・ゾウの通った痕跡・・・
・ライオンが狙っている動物(名前忘れた・・・)

今回は、単なる付き添い&下見だったけど、今度はベストシーズンに行って、きちんと楽しみたいと思います。。。


ロッジにいたイノシシ達


Kafue River