June 30, 2011

コットン工場



VCTのイベント会場「Dunavant」というコットン工場の中を見学させてもらいました。

ザンビアに来るまで、綿花を見たことがなかったし、どうやってコットンが作られているのか知らなかったので、かなり面白かったです。

コットンが精製される行程は、、、


ファームから摘まれた綿花は、袋詰めにされて工場に運ばれてきます。
       ↓

その後、ビニールなどのごみを手作業で取り除いた後、生成する機械へ。。。
       ↓

機械の中で、綿花の種と小さなゴミを取り除き、白いキレイなコットンになります。
       ↓

それを小さく押しつぶしてパッキングし、南アフリカなどに出荷されます。

ちなみに、種は再び綿花を作るために植えられたり、種から油を作ったりするそうです。

ここで作られたコットンはどこの国を回ってるのでしょう?
さすがに日本にまでは行ってないと思いますが。。。

National VCT Day 2011



National VCT Dayのイベントが開かれました。
会場は、Dunavantというコットン工場です。

工場のワーカーやその近くに住む人たちがたくさん参加するかと思いきや、参加者は、ほとんどゲスト&ドラマやダンスをする人たち&ヘルス関連のNGOやサポーターのみ。

メインのVCTもあまりきちんとオーガナイズされていなくて、NGOのテント1つだけ。なので、急遽、車の中&工場オフィスをVCTルームとして使うことになりました。

あまりもの参加者の少なさにビックリしちゃいましたが、VCTにはそこそこの人数が来てくれたのでよかったのでしょうか?

なんだか、イベントは毎回同じような内容ばかりだし全く面白くもないんだけど、それでもローカルの人々にはかなり楽しいものらしく、みんなダンスを見て笑っています。

しかし、ちゃんとHIV sensitizationになってるのかは疑問?


※NGOのよるVCTのテント


※車の中でのVCT

June 27, 2011

大統領のお葬式

今日は、祭日です。

なぜなら、第二代ザンビア大統領のお葬式が行われるからです。

先週、心疾患のためお亡くなりになった第二代大統領(チルバ大統領)の法要のため、ザンビア全土から人が駆けつけたようです。また、法要に行けない人は、テレビでのその模様を見ていました。

私も、テレビでの法要見ていましたが、一緒に見ていたザンビア人が、一言。。。

この法要のために、5億クワチャ(約1000万円)かかっているなんて、信じられないと。
使われた費用は、石碑とか、法要のセッティングとか、式次第の製本とか。。。

まあ、石碑などは費用がかかるのはわかるけど、わざわざ法要プログラムを写真付きで製本する必要がある???
これについては、ザンビア人もかなり疑問に思ったようで、テレビでの法要を片目に、費用の使い道について議論が買わされました。

確かに、資金不足のザンビアにおいて、5億クワチャあれば、どれだけのことができるかと想像すると、みんなの不満もわかるような気がします。
形式を重んじるザンビアですが、国民の意識は少し違っているようですね。

June 23, 2011

ハーブの効果?

ユースリソースセンター(職業訓練校のようなもの)っで、時々、「Family life education」の授業をさせてもらっています。

ここで、STIsの治療方法について話をしていたところ、ハーブを使った治療についての質問が。。。

彼ら曰く、
STIsにかかってもクリニックには行きにくいので、伝統療法医のところに行く人が多いそうです。また、薬草はよく効くと信じて疑わないのです。
「アロエ」や「モリンガ」が効くと信じているらしい。。。

日本でも薬草を使う習慣もあるし、病院の薬より漢方薬やハーブを好む人もいる。。。
ハーブは予防医学や不定愁訴の緩和などで注目されているけど。
治療効果についてのエビデンスのないものについて語るのは難しいですね。

「アロエ」とか「モリンガ」、、、
どちらも清浄効果や皮膚保護の面においてはとってもいいんだけどね~。


※ユースセンターでのグループワーク

リバーサイドへ

今日はアウトリーチの日。
Mumbwaから2時間ほどのKaidu&Mpusuへ行ってきました。

患者さんが少なくて、いつもより早めに帰れると思いきや・・・。
ちょっと寄り道して、Kafue Riverへ。。。

目的は、もちろん、、、

魚!!!!!

しかし、残念ながら、今日は不漁で。。。
魚の代わりに



川辺には牛がいっぱいでした。

でも、みんなはどうしても魚をあきらめきれない様子で、漁師さんがたくさんいる集落へ。。。
ほんと何しに来てるんだか???っという感じです。

まあ、どうにか目的の魚(ドライフィッシュだけど。。。)を入手!
大満足で帰途に。たぶん、300匹くらいは買ってたような???

帰りの車の中は、魚の干物のにおいが充満してキツかった~(汗)


※ドライフィッシュ達


※水汲みガールズ
 少し離れた所から、井戸まで水を汲みに来てます。

June 22, 2011

コメディアン?

街中でこんな人を見かけました。



一応、コメディアンなのでしょうか?

こういうものは、人形のようにじっとして笑わせるものですが、この人普通に街を歩いています。そして話もしてます。。。

背中には、こんな文字も。。。



何をしたいんだかよくわからなく、面白くもないのですが、物珍しくて写真を撮ってみました。

Anti-AIDS club

Mumbwa High schoolのAnti-AIDS clubにお邪魔してきました。

彼らは、クラブ活動として、集まってミーティングをしたり、劇やポエムなどの練習をしたりしています。
今日は、そんな彼らにプチレクチャーをしてきました。

テーマは、「ABC」(Abstinence, Be faithful,Use condom)
まず、HIVの知識について軽く聞いてみると、さすがクラブ所属なだけあって、しっかりとした答えが返ってきます。しかし、ちょっと詰めがあまい。。。
例えば、「HIVにかかるとどうなるのか?」と聞くと、「免疫力が下がって病気にかかりやすくなる」ときちんと答えます。しかし、「では免疫って何?」と聞くと、答えがあいまいになってくる。。。
みんな教えられたとおりにで覚えてるので、ちょっと入り込んだ質問をするとわからなくなることもあるよう。

今日は、3グループに分かれて、HIVのprevention methodをして、「ABC」についてそれぞれプレゼンテーションをしてもらいました。ザンビアは言葉文化のためか、話好きが多く、プレゼンはとっても上手です。
ABCそれぞれの重要性、アドバンテージについて、しっかり説明してくれました。
しかし、「結婚してもAbstinenceできるか?」と聞くと、みんな「YES」と答える。。。「結婚後もAbstinenceすると、子供はどうするの?」の聞くと、みんな「?????」。
ただ教えられた通りに答えているだけで、自分の生活、将来のことと結びついていないようです。

この年代のHIV/AIDS予防啓発においては、ライフスキルについて学ぶことの重要さがわかりました。
ただ、言葉として「ABC」について覚えるのではなくて、きちんと理解してもらうことが大切ですね。

※Be faithfulについて話をしていた時、
「もしパートナーが隠れて浮気してたらどうする?」と質問すると、ほぼ全員が「殺す!!!」と。
パートナーにfaithfulになることはHIV予防だけでなく、生き方のモラルとしても重要なことが分かってもらえたかな?


※Anti-AIDS clubのみんな&先生

June 21, 2011

ある日の風景

私の任地Mumbwaはとっても小さな街です。
それでも最近は、お店が増えてきたり、街灯がついたりとちょっとずつ発展してきています。

しかし、いつもの風景は、、、



こんな感じです。
ここは、街のメインストリートで、ここ以外には、アスファルトの道はありません。。。

牛車、人、車の共存、いつものありふれた風景ですが、なんとなく新鮮に感じたので、UPしてみました。

※この牛の飼い主は、ここから10キロ以上離れた場所から、街に荷物を運びにきたそうです。
 お家にはたくさん牛がいるらしい。
 (牛持ち=金持ち???)

June 20, 2011

Child Health Week



今週は、「Child Health Week」と言って、子供の検診強化週間です。
いつもたくさんの親子でいっぱいのUnder5クリニックも、いつもにも増してたくさんの子供たちがきています。

Child Health Weekでは、下記のようなことをなどを行います。
・子供の検診
・ワクチン接種(DPT、はしかなど)
・Deworming(虫下しの薬の投与)
・ビタミンAの投与
・VCT検査の強化
いつもはなかなか行けないようなところにもアウトリーチに行きます。

いつも行くクリニックにいくと、子供たちがたくさんでほんと賑やかでした。
ここで、久々に知り合いの子に会いました。
ふと見ると彼女は赤ちゃんを抱いています。まだ6週間のかわいい女の子。

っで、いつ結婚したのか聞いてみると、、、
「結婚はしていないよ。旦那さんは欲しくない、この子の父親もあんまり好きじゃないし。。。」
仕事はしてるの?
「仕事はしてないよ。」
じゃあ、どうやって生活してるの?
「家族が面倒みてくれる。」

う~ん、、、知り合いの子だけに、唸ってしまいました。。。
彼女は、ピアエジュケーションについても知識がある子です。
なので、家族計画についても知っているはずなのに、、、。
いくら知識があっても、やはり行動には結びつかないのでしょうか?

家族をもつ責任というものをしっかり持ってもらいたいものです。
こういうことは、ザンビアではよくある話ですが、単なる民族性では片づけられないですよね~。
まだまだ課題は山積みです。。。

June 16, 2011

これは・・・

これはなんだと思いますか???



そう、
ネズミの丸焼きです。

ザンビアでは、東部地方出身の人たちは「ネズミ」を食べるそうです。
ムンブワではあまりポピュラーではないのでビックリしちゃいました。

いもむしを見るのには慣れましたが、さすがにネズミは。。。

※最近、お隣に韓国人夫婦が越してきました。
 彼らは、蚕を食べるそうです。
 (蚕の缶詰を美味しそうに食べてました。栄養満点だそうですが、さすがに食べるのはムリ~。)
 

June 15, 2011

皆既月食

夜7時くらいから真夜中にかけて、皆既月食が見れました。
ザンビアは、時間帯のちょうどよくて、乾季で空気が澄んでいるのでとってもキレイ見えましたよ~。

※写真はうまくとれなかったですが。。。

June 13, 2011

ユースグループ結成



前にユースグループというものがあったのですが、そのメンバーたちはそれぞれ仕事・結婚などで巣立って行ってしまったので、新しくユースグループを結成することにしました。

街に貼り紙をし、教会などでもアナウンスをしてもらい、初ミーティングで集まってくれたのは5人。。。
最初はこんなものかな?
まあ、人が集まってくれただけ良しとしたい。

ユースの年代はそれぞれいろいろな問題を抱えていて、またなかなか相談も出来ずにいる子が多いです。(これは、日本でも同じかな?)
この年代の人たちのHIV拡大のリスクを抱えています。
なので、ユースの年代の子が集まり、健康問題を中心とした様々な悩みを話合う場とするためにこのグループを結成しました。

しか~し、、、
最初が肝心のミーティングで、私の同僚(メインファシリテーター)は、みんなをかなり待たせた挙句、自己紹介などを含めてたったの15分で終わらせてしまった。。。
ザンビア人の時間間隔など、ずいぶん慣れたつもりでいたけど、さすがに今回は久々にキレちゃいました。

こういう時、お役所の人たちのモチベーションのなさにガッカリしてしまいます。
NGOの人たちであれば、いかに人を惹きつけるか考えていろいろ工夫をするだろうと思うと、、、ほんとに同僚のやる気のなさに腹が立つ~~~。

次のミーティング、みんな続けて来てくれるといいのだけど。

June 10, 2011

とある夕暮れ時

コミュニティーに行った帰り道、とってもきれいな夕日が。。。



まっすぐな一本道の先に、大きな真っ赤な夕日が。。。
地平線に沈む夕日は、当たり前の光景にはなりましたが、今日の夕日は特別キレイだったので。。。