今日は、朝、オフィスに行ったら、私のオフィスの鍵が閉まってました。
CPはいません。
他の人の話によると、「探してたみたいけどいなかったから、出て行ったみたい。」とのこと。
まあ、朝調子が悪くて、少し出勤が遅れたのは私が悪いけど、休む連絡もしてないし、来ると思ったら、鍵を誰かに預けるなり、私に連絡するなり、鍵を開けたままにしておくなり、できるだろう・・・。
しかも、今日一日戻って来れない&携帯の電波も届かない場所に行ったみたいです。
とっさに、「ふざけるな~(怒)」と日本語でつぶやいてました。。。(笑)
でも、怒ったところで、オフィスに入れるわけでもないし、気を取り直して、病院へ行くことに。
今回は、いつもよく行っている郡病院ではなく、外来のみをやってるクリニックへ行ってきました。
今日は、午前中は「Under5」といって、5歳以下の子供の検診&予防接種の日、午後はファミリープランニングの日でした。
行ってみてびっくり。
お母さん&子供の数の多いこと。そして賑やかなこと。(子供の泣き声で)
<午前の部(Under5)>
流れは、
体重を量る→受付をする→ワクチン接種の順です。
体重計は、よく市場で大きな魚を量るようなものを使います。
まず、子供を麻のかばんのようなものに入れて、大きな木に吊るした体重計に、子供ごとかばんを体重計に引っ掛けて測定します。
首のまだ据わらない赤ちゃんも、しっかり歩ける大きな子供もみんな吊るされます。
サポーター達が必死に測定をしても、長蛇の列はなくなりません。
10キロ前後の子供達が座っている袋を体重計に吊るすのもかなり大変な作業です。
ほんとよく頑張ってるなぁって感心しちゃいます。。。
体重測定が終わったら、部屋に入って、予防接種待ちです。
その待ち時間に、サポーター達が、子どもの成長&栄養についても説明をします。
そして、流れ作業のように、ワクチン接種が始まり、当然のごとく、泣き声の復唱も始まります。
しかし、どんなにうるさくても、なかなか泣き止まなくても、お母さん達の顔はとっても穏やかです。子供を抱くお母さんは、みんなやさしい顔をしてます。
そんな中、ワクチンのストックがなくなり、予防接種が中断になっちゃいました。
受付も済ませて、ずいぶん長く待ったのに、ワクチン接種できなかったとなると、日本ではかなりのクレームになるだろうけど、ザンビアでは、そんなことは全くないです。
有資格者の地位が高いからなのか、ナースが「ワクチンなくなったから、今日はこれで終わり。また来週来て。」というと、みんな文句の一つも言わずに帰っていきます。
ナースもお母さんや子供の様子を気遣うこともないです。
お母さん達は、車を持っているわけでもなく、タクシーを使う余裕もなく、交通機関も整ってない暑い中を子供を負ぶって長い時間をかけて歩いて来てるのに・・・、
こういった二度手間にならないように、オーダー&在庫管理きちんとしてほしいと思います。
日本と違うところ
・問診をしません。
・体温も測りません。
・注射前に、消毒をしません。
ワクチン接種でも副作用や過敏症もあるだけに、問診もなくワクチン接種をするのは怖いですね。
<午後の部(ファミリープランニング)>
クリニックの午後は、ファミリープランニングをやっています。
ファミリープランニングでは、いろいろな避妊方法を説明し、希望の方法を取り入れてもらいます。
ザンビアでは、避妊方法の選択肢は多いし、すべて無料です。
・コンドーム
・ピル
・注射(2種類)
・インプラント などなど
っで、どの方法が一番よく使われているのか訪ねてみると、ほとんどの人が、注射を選んでいるそうです。
実際に、レジスターをチェックしてみると、ほんと見事に注射ばかりです。
その中に、インプラント使用、ピル使用の人がちらほら混じるくらいで、コンドームを選んでいる人は、200人以上の中の片手にも満たないくらい。
ここで、コンドーム使用が増えると、STIsやHIVの感染拡大の予防にもなるのではないかと思うけど、やはり楽で確実な方法が選ばれやすいようです。
それに、やはりコンドーム使用は、男性側が避ける傾向にあるそうです。(ナース談)
なかなかコンドーム使用を普及させるのは難しいみたいです。
日本では、コンドーム使用が主流なのに・・・。(選択肢が少ないからかな?)
いろいろと課題は多いですな~。
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