May 21, 2010

置いてけぼり

私の活動の一つとして、RHCでのHIV予防啓発のサポートがあります。
なので、モバイルARTサービスの日(週2~3回)には、チームと一緒にRHCへ行きます。

ですが、最近、よく、置いてけぼりにされます(汗)

理由は、
・車に私の座るスペースがない。
(よく車が故障して、急遽小さな車になったり、同行する人が急に増えたり・・・)
・いきなりスケジュールが変わる。
・私が同行することが、ドライバーに伝わっていなかった。 など・・・

RHCに行く予定にしている日には、オフィスに荷物を置いておきたくないので、もちろんPCなども持っていっていません。
なので、当然、突如、やることがなくなってしまうわけです。

最近は、そういう時は、気を取り直して、郡病院に行ったり、ムンブワに入っているNGOのオフィスを訪ねたりしてます。

今日も、置いてけぼりになっちゃいました。
っで、郡病院では、ARTクライアントのデータ入力の日なので、その見学&お手伝いができればと病院を訪ねたのですが、ARTクリニックは、なぜか閉まっていて、だれもいませんでした。

なので、しょうがなく、薬局を覗くと、ファーマシーテクニシャンが一人で投薬してました。
「今日も、トランスポート、ミスったんだね~。」なんて言われて、ちょっとむかつきながらも、暇だったので、投薬のお手伝いを始めると、その彼が急に、「これから葬式に行ってくるから・・・。」といって出て行っちゃいました。

「患者さんが待ってるよ。」というと、すぐ帰るから、待たしておいてとのこと。
いやいや、待たせられないでしょ・・・。
それに、絶対にすぐに帰ってこないし・・・。

っで、しょうがなく調剤を始めたのですが、
なんせ、ハンドライティングがわかりにくく、薬剤名、用量、用法、日数がわからない。
薬の場所もわからなかったり、予製が全く追いついてなくて、予製ボックスが空だったり・・・。

患者は、どんどん増えてくるし、気の長いザンビア人も多少イライラし始めてるのがわかるし、英語のわからない人も多くて言葉が通じないし・・・。

それをみていた外来ナースがヘルプに来てくれました。
彼女に、きたないハンドライティングを解読してもらい、20くらいの処方を何とか捌きました。
それにしても、やっぱり薬がなければ、「この薬ないから」っで終わってしまうシステム、納得できません。

そのほとんどが、子供の抗生物質。
すぐに飲ませるべきなのに・・・。
RHCのARV投薬についても、ジュニアやベビー用の薬剤が足りなかったりして、大人用を1/4にして飲んでと、大きな錠剤を出したりしています。
ザンビアへのエッセンシャルドラッグの供給は、今のところは十分なはずなのに、薬剤不足は管理やオーダーの問題なのだろうか?
いろいろと疑問に思う部分がいっぱいです。

その後、予製を少し手伝った後、お昼の時間になったので、薬局を後に・・・。
結局、奴(ファーマシーテクニシャン)は、戻ってきませんでした(怒)
(まあ、お葬式なので、しょうがないのかな~。)

っていうより、私、ザンビアに来て、何やってるんでしょうね~???

※今日覚えた現地語
「Mukanba tizungu?」(意味:英語わかりますか?)


※郡病院の薬局


※投薬窓口

2 comments:

  1. なぜか、サモアでのことを思い出すばかり。
    そうなの、いつ日本に帰って自分ステキな買い物をしてきてくれるかと
    しつこく聞かれたり、なんか分らんうちに蚊帳の外、そんなこともあって(怒)
    どこへ何しに行っても、似たところがいっぱい。

    でもゆっこさんがとても輝いて見えるよー。

    日本なんてね、死神に取り憑かれた集団みたいに見えて、
    そんだけ大勢集まって、誰も歌ったり踊ったりしなくて、
    なんだか寂しくなる・・かも。

    ReplyDelete
  2. >パオピヨ
    まだみんな、死相漂ってますか(笑)?
    私もその中の一人だったことが、懐かしいような・・・。

    サモアでも、同じようなことあったんですね。
    相手にしないようにしていても、ムカついちゃうんですよね。
    ぼちぼち頑張りま~す!

    ReplyDelete